ホーム > 八千代市上高野にて火災保険を利用して災害復旧(棟板金交換)工…
八千代市上高野にて火災保険を利用して災害復旧(棟板金交換)工事を実施
八千代市 火災保険 火災保険
【工事のきっかけ】
補修依頼を承りましたのは八千代市上高野にある2階建て住宅です。台風後に屋根の頂部に取り付けられた棟板金が外れてしまったという事で、今回は火災保険を利用して災害復旧工事を行い改善させていただきました。
今回調査にお伺いしたのは八千代市上高野の2階建て住宅です。メインは寄棟ですが少し複雑な形状になっています。今回は主棟からと接している棟板金が外れてしまったようです。落下は起こしていないものの、風で浮き上がるような状態では、いずれ飛散してしまう恐れがありますので他にも経年劣化が見られる箇所は補修をしておきましょう。
主棟(大棟)の断面ですが、こちらも釘が抜けたことで浮いてしまっていました。釘やビスで固定し直すことで応急措置は可能ですが、下地の貫板は雨水を吸い込むことで劣化・腐食してしまいます。板金の錆具合からもすでに築10年を経過していることが判断できますので、貫板からしっかりと固定し直していく必要があります。
棟板金は錆びにくく耐久性に優れたステンレス製やガルバリウム鋼板を使用しますが、全く錆びないという訳ではありません。被膜が傷ついたり異なる素材から錆が移ることで耐久性が劣化してしまいます。一度錆が発生してしまうと勝手に改善することはありませんので、錆止め塗料を使用した塗装メンテナンスを行っていく必要があります。錆が著しく進行してしまった場合、腐食による穴あきが起こる可能性もありますので早めに補修を行っていく必要があります。今回は浮いて隙間が出来てしまった取り合い部分に、養生テープを貼り一時的な防水処理を行います。あくまで応急措置ですので長期間固定が出来る訳ではありませんので、工事日程を決め補修工事を行います。工事を行うまでに保険の申請をし、なるべく早く保険金が下りるように手続きを進めていきましょう。通常書類を郵送後、返答をいただけるのは1週間程度(混雑している場合は数週間と)かかってしまいます。補修範囲が広く高い補修費用が必要となってしまった場合、家計の負担にもなってしまいますので、破損に気づいた時には修理業者と保険会社へ連絡しましょう。
棟板金は塗膜の劣化によって錆が見られましたが、屋根材はどうでしょうか?こちらのお住まいには
スレート(カラーベスト・コロニアル)と呼ばれる薄いセメント屋根材が使用されていましたが、全体的な色褪せと苔の付着が見られました。塗膜が劣化してしまったことが原因ですが、塗り替えメンテナンスで改善することが可能です。しかし塗り替えでも改善出来ない劣化ももちろんありますので、塗装工事を行う前にしっかりと状況を判断しましょう。
一つは雨漏りです。防水紙が破れたことにより雨水が侵入してしまっているので、屋根材を補修しても雨漏りが改善されることはありません。この場合は屋根カバー工法や屋根葺き替え工事が必要になってしまいます。雨漏りを起こしていない状態と言えど、屋根材に見られる浮きや反りも改善することはできません。吸水と乾燥を繰り返すことで、薄いスレートが変形を起こしてしまっているのです。浮きや反りがある部分が風で煽られると、屋根材が割れてしまう可能性が高くなってしまいます。現在はそれほど酷くないようにも感じますので、更に悪化しないように定期的な塗装メンテナンス行っていきましょう。
無料点検ではご相談箇所のみではなくお住まい全体の状態を確認させていただき、必要に応じた補修メンテナンスをご提案させていただいております。外壁には色褪せ・汚れの付着が見られ、中にはクラックと呼ばれるひび割れもありました。ALC外壁は塗膜やシーリング材で防水性能を高めているため、定期的な塗り替えが非常に重要です。棟板金交換工事の際に足場仮設をされる場合は、自己負担を抑える為にもこの機会に外壁メンテナンスを行っていきましょう。
今回は固定がされていなかった2方向の
棟板金交換工事を行っていきます。まずは既存の棟を撤去し清掃、新たな貫板と板金を取り付けていきます。貫板は棟木に釘で固定する為、屋根材と防水紙を突き破っています。このまま板金を取り付けても雨水の浸入を防ぐことは出来るかと思いますが、更に雨水が入らないように釘穴をシーリング材を充填してから取り付けます。
錆びにくく耐久性の高いガルバリウム(GL)鋼板を加工しながら設置していきます。僅かな隙間があれば雨水が入り込む恐れがありますので、板金でカバーしきれない場所はシーリング材で塞いでいきます。シーリング材は施工直後は粘度がありますが、硬化するとゴムのような弾力があります。そして更に時間が経つと硬くなりひび割れや亀裂を起こしてしまいます。板金よりも劣化しやすい素材ですので、数年ごとに劣化のチェックをしていきましょう。
貫板と棟板金は釘よりも抜けにくいビスを使用し、しっかり固定し工事は完了です。破損した部位の復旧には火災保険が適用になりますので、自己負担を抑えて補修することが出来ました。火災保険と共済は災害復旧工事に利用することが出来ますが、補修費用の制限等が異なります。予めお客様ご自身がどのような保険内容でご加入されているのかを確認しておきましょう。保険内容が良く分からない、保険や共済の手続き方法に関するご質問、補修や全体メンテナンス依頼はお気軽に街の屋根やさんへご相談ください。ご質問はもちろん点検・お見積りは無料にて承っておりますのでご安心ください。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail info@sharetech.co.jp
〒261-8501
千葉県千葉市美浜区中瀬1-3幕張テクノガーデンCB棟3階MBP設立準備室
各種屋根工事メニュー
私たち『街の屋根やさん』は神奈川県を含む関東全域を施工エリアとする、お住まいの屋根の専門店です!
街の屋根やさんでは下記の工事を取り扱っております。工事内容の詳細は各工事ページでご確認下さい。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。
弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。
弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。